/Reading Philosophy of Mr. Gurdjieff
「生きること」について、疑問はありますか?
疑問をわかちあう人はいますか?
"もし牢獄にいるものに脱出できるチャンスがあるとするなら、まず何よりも、
彼は自分が牢獄にいるということを認識しなくてはならない"(奇蹟を求めて)
私達は、毎日の生活の中で様々な生きづらさを抱えています。その生きづらさは自分の先天的なもの、後天的なもの、環境や個人の人格など様々な要因に由来するものかもしれません。どうすれば、少しでも手放すことができるのでしょうか。どうすれば、離れて生きることができるのでしょうか。グルジェフワークを前提にして、私達の生きづらさとその関係を研究しています。
私たちは、ミスター・グルジェフの教えの中でも、奇抜なダンスや苦行的な面ではなく、読書会を通じて、哲学的なアイデアや思想に親しむ活動をしています。会社員や学生がメンバーの非営利のグループです。カルト的な団体には否定的な立場をとっていますが、ミスター・グルジェフの書籍で引用されているような伝統的な教えは、宗教・思想を問わずリスペクトしています。自然に、日常的な生活の中で、リラックスしながら、学びつづけることを目的としています。
グルジェフ氏のワークにはたくさんの側面がある(中略)われわれに、なぜここにいるのか、何を望むのか、どのような力に従うのかを問う。何よりも、われわれが、自分が何であるのかを理解しているかどうかを問う。われわれにすべてを問いなおすことを求めるのだ。
(「注目すべき人々との出会い/Meeting with Remarkable men (星川 淳 訳)」
フランス語 版訳者はしがきからの引用。)
2015年に発足以来、「注目すべき人々との出会い」の読書会を実施していました。2018年10月から「ベルバブの孫への話」が始まります。以下の代表的な著作の読書会を継続していく予定です。
【G.I.グルジェフ氏の著作】
・全体とすべてシリーズ/all and everything
・第一集 ベルゼバブの孫への話 人間の生に対する客観的かつ公正無私なる批判
/浅井雅志 訳(平河出版社)
・第二集 注目すべき人々との出会い/星川淳 訳(めるくまーる社)
・第三集 生は<私が存在し>て初めて真実となる/浅井雅志 訳(平河出版社)
・グルジェフ・弟子たちに語る/前田樹子 訳(めるくまーる社)
【P.D.ウスペンスキー氏の著作】
・奇蹟を求めて グルジェフの神秘宇宙論/浅井雅志 訳(平河出版社)
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